足尾銅山産業遺産と松木渓谷ハイキング!
備前楯山よりの続き
8:10 舟石峠(備前楯山登山口)より、足尾ウォッチングしながら往路を戻る。。。
・古河橋(国重要文化財:明治23年完成。ドイツ人設計長さ50m)。 ・精錬所大煙突 精錬所のシンボル
なんて美しいんでしょう。樹々の葉っぱが様々な春色に萌えている。。。
小鳥になって囀りたくなりますね。
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・足尾銅山精錬所跡
常に日本の精錬所の先端をいく精錬法を作りだし日本はもとより世界中から注目を集めていた。昭和48年2月閉山

・大正8年に建てられた高さ50mの大煙突。目を凝らせば、地肌の見える山々には植樹がされ、緑を取り戻そうとしている努力の跡があちこちで見受けられた。足尾銅山の煙害、山林の伐採、山火事などにより山から緑が失われ、荒廃の極限にあった山容に緑を取り戻そうとの再生事業は今でも積極的に続けられてるそうな。。。

8:35 銅親水公園に到着後、スマホ充電するため休憩。
足尾砂防堰堤は、高さ39メートル。長さ204メートル貯砂量500万m3で日本最大級の堰堤。
堰堤の壁画(幅25m高さ15mのサイズ)には、陶板約2000枚を用いてニホンシカがが描かれている。

翡翠色に澄んだ水が美しい!

さぁ、これから番外編の松木渓谷にハイキングです。
・9:26 銅親水公園駐車場から坂を登ってすぐのゲート横を抜け~9:31 久蔵川に掛かる厚い鉄板の橋を渡る

砂利道を工事用のトラックのほこりを浴びながら松木川沿いを進む。。。
・工事現場の砂利の集積場 ~ カラミ(製錬の廃物)の堆積場 ~ 石碑(右の山は中倉山方面らしい)

その昔豊かな村里・松木村があった付近
足尾銅山の亜硫酸ガスの煙害や偶発した山火事、度重なる大量の木材の伐採などで、森は衰退の一途をたどり、その影響は村の農産物の不作、勝蚕の餌である桑の葉、桑の木の枯死という形で村を直撃し、村人は当時のお金4万円で示談し村を去っていったのだとか。。。かつての自然を取り戻そうと「山と心に木を植え続けよう」と頑張ってる皆さんがいました。

おっ、なんだか凄い岩峰が見えてきたぞ!休憩場?「みちくさ」は、平日はやってないようです。
トラックがやって来たので軽く会釈して端に避けたら「どこ行くの?」と聞かれた。カッコイイジャニーズ系のお兄さんでした。

ミツマタは終わっていたが、満開の枝垂桜に迎えられ、これが「松木のジャンダルム」かとワクワクしてくる。
要所要所に案内表示があるので安心だ。工事現場の詰め所横を過ぎ松木川沿いに出る。

★松木ジャンダルム

全容が現れた。。。
帰ってから調べてみると、クライミングする人達の壁にもなってるようだが、間を縫って中倉山に行ってる人の記録も有り、刺激されてしまった。中倉山付近のアカヤシオも当たり年にはいいみたいだし。


ジャンダルムに圧倒され歩いていると目の前が崩落した岩片の山、左を見れば川岸に渡渉点とご丁寧に書いた案内が。。。「う~~ん、ここを渡って行けって事?」「え~~っ、流れも強そうだし。深さは30㎝はあるよなぁ~」。。。「う~ん??」。。結局、「もう捨てるような登山靴だし濡らしたってどうってことないさ。。キャァ、冷てぇ~」と渡って右岸を進んでしまった。これは堰堤が見え始め間違いに気がつき、戻るのも何だしと左岸に何とか這いあがれそうな岩場を見つけたのでもう一度浅そうな流れを渡渉し。。。無事林道に戻る。。これはおっちょこちょいを露呈したくろすけのここだけの内緒話です。)
この渡渉点は、ジャンダルムをクライミングする人達やジャンダルム越えして中倉山を目指すための地点だったようです。

下調べ無しのぶっつけ本番ってやっぱだめだよなぁ。。などと思いながら、崩落地の林道を進んで行く。。
険しい渓谷に小滝が見えだした。。。気になるが、帰り時間があったら寄ってみよう。。。

ハイキングの案内には孤高のブナも出ていたが、昨日備前楯山の裾野から確認したやつ○があれかなぁ?

日本のグランドキャニオンと言われてるそうだが、日光の裏にこんな存在、光景があっただなんて。。。
今にも落ちそうに見える岩を何度もみてしまう。。。

・何気に時計を見ると。。。
・舗装路は瓦礫の山と化し跡形も無く消えている

黒沢(後で調べたらアイスクライミングの人達の凍滝ができる沢のようだ。)

絵になるような岩塔尾根が。。。

3段になった堰堤が見えてきた。。。崩落地の切断されたガードレール横を抜け少し先に進んだが、もう充分グランドキャニオン堪能したのでは。。と、ここいらで引き返す。後でわかった事だがもう少し頑張ればウメコバ沢の出合までは行けたようだ。なんせ下調べができなかったので残念だがしょうがない。

往路を戻る。。。
・ずっとこんな場所ばっかです。。往きに撮りはぐった放置置されたブルトーザーを。。
・も一度黒沢とやらを眺めて。。。 ・霧でも立ち込めれば仙人やら修験者たちの世界のようです。

・まともな舗装路は数メーターで終わり。。 ・カヤトの原を抜ければ。。。

時間があるのでやっぱ小滝を見に行くことに。。。
渡渉が大変だったらやめようと思いましたが、問題無いような深さ流れだったので。。。
結果、遠くで眺めるだけの滝で充分でした。

河原を戻ると往きとは違うもう一つの渡渉点の案内があった。工事現場が見え、渡渉した辺りも確認できた。逆光のジャンダルムを撮り別れを告げ、テクテク戻る。

終盤の枝垂桜が青空を眺めながら気持ち良さそうに歌ってるようだ。鹿が多い所らしいいが、今日は猿のみ遭遇する。足尾銅山跡の荒涼とした風景に様々な思いを馳せながら。。。

対岸の山を見れば春の息吹に心洗われホッとし、銅親水公園に戻った。14:02 お疲れさまでした。

日本のグランドキャニオン「松木渓谷」、圧巻であり見る価値ありでした。
おっちょこちょいで間抜けもやらかしましたが、得るものもありました。
機会があれば是非ジャンダルムから中倉山を目指したいものです。
参考:北アルプスジャンダルム➡私のジャンダルム もう11年前に縦走した記録です。
8:10 舟石峠(備前楯山登山口)より、足尾ウォッチングしながら往路を戻る。。。

・古河橋(国重要文化財:明治23年完成。ドイツ人設計長さ50m)。 ・精錬所大煙突 精錬所のシンボル


なんて美しいんでしょう。樹々の葉っぱが様々な春色に萌えている。。。

小鳥になって囀りたくなりますね。

_convert_20210509140604s.jpg)
・足尾銅山精錬所跡
常に日本の精錬所の先端をいく精錬法を作りだし日本はもとより世界中から注目を集めていた。昭和48年2月閉山

・大正8年に建てられた高さ50mの大煙突。目を凝らせば、地肌の見える山々には植樹がされ、緑を取り戻そうとしている努力の跡があちこちで見受けられた。足尾銅山の煙害、山林の伐採、山火事などにより山から緑が失われ、荒廃の極限にあった山容に緑を取り戻そうとの再生事業は今でも積極的に続けられてるそうな。。。


8:35 銅親水公園に到着後、スマホ充電するため休憩。
足尾砂防堰堤は、高さ39メートル。長さ204メートル貯砂量500万m3で日本最大級の堰堤。
堰堤の壁画(幅25m高さ15mのサイズ)には、陶板約2000枚を用いてニホンシカがが描かれている。


翡翠色に澄んだ水が美しい!

さぁ、これから番外編の松木渓谷にハイキングです。
・9:26 銅親水公園駐車場から坂を登ってすぐのゲート横を抜け~9:31 久蔵川に掛かる厚い鉄板の橋を渡る



砂利道を工事用のトラックのほこりを浴びながら松木川沿いを進む。。。
・工事現場の砂利の集積場 ~ カラミ(製錬の廃物)の堆積場 ~ 石碑(右の山は中倉山方面らしい)



その昔豊かな村里・松木村があった付近
足尾銅山の亜硫酸ガスの煙害や偶発した山火事、度重なる大量の木材の伐採などで、森は衰退の一途をたどり、その影響は村の農産物の不作、勝蚕の餌である桑の葉、桑の木の枯死という形で村を直撃し、村人は当時のお金4万円で示談し村を去っていったのだとか。。。かつての自然を取り戻そうと「山と心に木を植え続けよう」と頑張ってる皆さんがいました。



おっ、なんだか凄い岩峰が見えてきたぞ!休憩場?「みちくさ」は、平日はやってないようです。
トラックがやって来たので軽く会釈して端に避けたら「どこ行くの?」と聞かれた。カッコイイジャニーズ系のお兄さんでした。



ミツマタは終わっていたが、満開の枝垂桜に迎えられ、これが「松木のジャンダルム」かとワクワクしてくる。
要所要所に案内表示があるので安心だ。工事現場の詰め所横を過ぎ松木川沿いに出る。



★松木ジャンダルム

全容が現れた。。。
帰ってから調べてみると、クライミングする人達の壁にもなってるようだが、間を縫って中倉山に行ってる人の記録も有り、刺激されてしまった。中倉山付近のアカヤシオも当たり年にはいいみたいだし。



ジャンダルムに圧倒され歩いていると目の前が崩落した岩片の山、左を見れば川岸に渡渉点とご丁寧に書いた案内が。。。「う~~ん、ここを渡って行けって事?」「え~~っ、流れも強そうだし。深さは30㎝はあるよなぁ~」。。。「う~ん??」。。結局、「もう捨てるような登山靴だし濡らしたってどうってことないさ。。キャァ、冷てぇ~」と渡って右岸を進んでしまった。これは堰堤が見え始め間違いに気がつき、戻るのも何だしと左岸に何とか這いあがれそうな岩場を見つけたのでもう一度浅そうな流れを渡渉し。。。無事林道に戻る。。これはおっちょこちょいを露呈したくろすけのここだけの内緒話です。)



下調べ無しのぶっつけ本番ってやっぱだめだよなぁ。。などと思いながら、崩落地の林道を進んで行く。。
険しい渓谷に小滝が見えだした。。。気になるが、帰り時間があったら寄ってみよう。。。


ハイキングの案内には孤高のブナも出ていたが、昨日備前楯山の裾野から確認したやつ○があれかなぁ?

日本のグランドキャニオンと言われてるそうだが、日光の裏にこんな存在、光景があっただなんて。。。
今にも落ちそうに見える岩を何度もみてしまう。。。



・何気に時計を見ると。。。



黒沢(後で調べたらアイスクライミングの人達の凍滝ができる沢のようだ。)

絵になるような岩塔尾根が。。。

3段になった堰堤が見えてきた。。。崩落地の切断されたガードレール横を抜け少し先に進んだが、もう充分グランドキャニオン堪能したのでは。。と、ここいらで引き返す。後でわかった事だがもう少し頑張ればウメコバ沢の出合までは行けたようだ。なんせ下調べができなかったので残念だがしょうがない。


往路を戻る。。。
・ずっとこんな場所ばっかです。。往きに撮りはぐった放置置されたブルトーザーを。。



・も一度黒沢とやらを眺めて。。。 ・霧でも立ち込めれば仙人やら修験者たちの世界のようです。
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・まともな舗装路は数メーターで終わり。。 ・カヤトの原を抜ければ。。。


時間があるのでやっぱ小滝を見に行くことに。。。
渡渉が大変だったらやめようと思いましたが、問題無いような深さ流れだったので。。。
結果、遠くで眺めるだけの滝で充分でした。




河原を戻ると往きとは違うもう一つの渡渉点の案内があった。工事現場が見え、渡渉した辺りも確認できた。逆光のジャンダルムを撮り別れを告げ、テクテク戻る。



終盤の枝垂桜が青空を眺めながら気持ち良さそうに歌ってるようだ。鹿が多い所らしいいが、今日は猿のみ遭遇する。足尾銅山跡の荒涼とした風景に様々な思いを馳せながら。。。



対岸の山を見れば春の息吹に心洗われホッとし、銅親水公園に戻った。14:02 お疲れさまでした。


日本のグランドキャニオン「松木渓谷」、圧巻であり見る価値ありでした。
おっちょこちょいで間抜けもやらかしましたが、得るものもありました。
機会があれば是非ジャンダルムから中倉山を目指したいものです。


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